「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。」 アニメ放送 本日開始! #惚れ魔女

両手に抱えるほどの花束を持って歩くCMがある。

そのCMを見る度に、「いいなぁ」と思っていた。

その「いいなぁ」は、月に行ってみたい、だったり、誰も来ない秘境の海でたゆたってみたい、だったり、満天の星空の下で眠りたい、だったり。

両手に抱えるほどの花束も、そういうのと同じ、「いいなぁ」だった。

けれど、花束なんてそうそう貰えるものでもないし、自分で買うには口実がいる。


いや、待てよ。

アニメ化なんて、自分に花束を買ってあげる絶好の口実になるのでは?


驚いた。私は、自分に花束を買ってあげられるのだ。

それも、ただの花束ではない。両手に抱えるほどの花束を。

そして私は、夢にまで見た花束を、両手に抱えて帰ってきた。


――今日は「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。」のアニメ放送日である。

ここまで、制作スタッフの皆様に沢山のお力を貸していただきながら、私自身もできる限りアニメ制作に関わらせていただきました。

制作スタッフの皆様は、私たちが大切にしてきた「惚れ魔女」の温度感や空気感を、とても丁寧に汲み取ってくださいました。

本当に素晴らしいアニメになっていると思います。


鮮やかな湖。どこを見ても雑多で、薄汚れていて、だからこそ丁寧にえがかれた、愛のこもった庵。薄暗い室内を照らす、柔らかなランタンの灯り。その灯りに照らされる、ロゼとハリージュ。

本当に美しい映像で、二人の掛け合いを聞いていたら、あっという間に時間が過ぎてしまっていました。

こんなにも素敵なアニメにしてくださって、本当にありがとうございます。


ロゼ役の小松未可子さん、ハリージュ役の阿座上洋平さん、ティエン役の下野紘さん、ビッラウラ役の関根明良さんをはじめ、声優の皆様のお声が本当に素敵で、それぞれのキャラクターがまるで画面の向こうで本当に生きているかのようでした。

本当に、素敵なお声を吹き込んでくださり、ありがとうございます。

(私は感極まると「本当に」を多用する人間なので「本当に」まみれですが、本当にお気になさらず)


そして、オープニング『かなわない、』を歌ってくださったセンチミリメンタルさん、エンディング『まだ嘘にならない』を歌ってくださったレイニさんにも、本当に素晴らしい楽曲をいただきました。

私は音楽に詳しいわけではないのですが、どちらの曲からも、とても丁寧に「惚れ魔女」と向き合って作ってくださったことが伝わってきました。

どちらも本当に感動して、何度も歌詞を読み、何度も聴きました。

今では、オープニングもエンディングも、流れている間に一緒に歌えるほど、耳に馴染んでます。

素敵な楽曲を、本当にありがとうございます。

そして、先日私が慌ててお伝えした特番も、めちゃくちゃ面白かったですね。

皆様のお話を伺うことができて、とても嬉しかったです。

昔から大好きだった下野さん。まるでハリージュの衣装に合わせてくださったかのような阿座上さん。そして、「惚れ魔女」のことをキラキラとした瞳でお話ししてくださった小松さん。


小松さんが「ときめくと指の先が痺れる」とおっしゃってくださったこと、本当に、万感の思いでした。

それはまさに、私が文字を書く理由だったからです。

私は、恋にじれじれもだもだした時、手のひらが痺れることがあります。

その感覚が大好きで大好きで、皆様にも、私のお話でもそうなってほしくて、文字を書いています。

自分の作品に携わってくださる方が、それもロゼが。そんな風に「惚れ魔女」を楽しんでくださっていたこと、本当に、本当に光栄でした。

(もちろんコメントでも拝見していたのですが、実際に輝く瞳で「惚れ魔女」のことをお話しくださったことが、とってもとっても嬉しかったです)


笑って感動して。本当に、面白かったな。

特番も先行配信の間も、皆様のコメントを読ませていただいてました。

自分の人生でこんな体験をするなんて思ってもいなかったので、本当に貴重な時間でした。本当に、ありがとうございます。


もちろん、本放送は今日からなのですが、皆様と第1話を見たあの時間が、本当に幸せでした。

ここでこんなことを思ってくださっていたんだ。だとか、こう受け取ってほしいと思っていたものが、ちゃんと届いていたんだ。だとか。初めての方にも喜んでいただけてる!だとか。

リアルタイムで流れていくコメントが、まるで応援上映のように賑やかで優しく、愛に満ちていて、胸がいっぱいでした。


皆様に楽しんでいただけるよう。そのために、がむしゃらに走ってきました。

ひと足先に、報われたような気持ちです。

本当に、ありがとうございます。


そして今日から、いよいよ皆様にアニメ「惚れ魔女」を見ていただけることが心から嬉しいです。

これからご覧になる皆様にも、そしてすでにご覧いただいた皆様にも、ぜひ楽しんでいただけますように。


それでは今晩、魔女の庵で。